川の流れのように。


自己の経験のせいで、あれやこれやと詮索し、
結局は、それ自体をなくす事になる。

いつの日かあの頃に戻りたいと願う。
経験の無い真っ白な人生。
これからの人生。
生を受けたあの瞬間。

なんの交わりもないあの時。
全てが新鮮で全てが未知だった。
オギャーと泣いた時。
僕らの世界は眩しかった。

今では、薄汚れた世界。
欲にまみれた世界。
自己の利益の為だけに存在する。

無償の愛が恋しい。
何も考えず何もいらない。
ただ、そこに存在したいだけ。

あの頃の気持ちを取り戻したい。
あの頃の時間の経過を。
あの頃の太陽を。

川の流れに身を投じ、ゆらいゆらりと生きたい。

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